FXに挑戦する前に知っておきたい「為替相場の見方」

j878為替相場というと、例えば円と米ドルであれば「1ドル100円」のような表され方をしている、という認識の方が多いと思います。ですが、業者を介してFXを行う場合では、相場の表示のされ方が若干違います。

まず、たいていのFX業者では小数点以下第2位までを表示しています。ハイローオーストラリアも例外ではありません。この総合Webサイトによれば、例えば「100.10円」という具合です。そして、円と米ドルの通貨ペアの欄には、2WAY価格といって、必ず2つの価格が示されています。そして2つの価格が「100.10円/100.15円」のようになっている場合には、100.10円の上には「BID」、100.15円の上には「ASK」となっているはずです。BIDというのは売値のことで、ASKというのが買値のことです。

FXでは業者の提示しているレートで取引をするのですが、ここまででお気づきのように、買う時の価格と売る時の価格に差があります。この差のことを「スプレッド」といいます。スプレッドという言葉は、1度でもFX業者のサイトをみたことがある方なら見かけたことがあるのではないでしょうか。恐らくほとんどの業者が「スプレッドが狭い」ということをアピールしていると思いますが、スプレッドが狭い=買値と売値の差が少ない、ということになるのです。

例えば上記のレートで1000ドル購入したとすると、100150円かかります。そしてもしレートが全く動かないうちに売却したとすると、手元に100100円が戻ってきます。要するに、同じレートで売買すると差額50円がトレーダーにとっては損失となるわけです。どうしてこんなものがわざわざ設定されているかといえば、スプレッドは業者に支払う取引手数料のようなものだからです。

つまり、スプレッドが狭いということはそれだけ取引手数料が少ない業者ということになり、トレーダーにとっては魅力があることは確かです。ただし手数料が少ないということはそれだけ業者の利益が少なくなりますから、システムの安定性や約定力、サービスに問題が出てくる可能性もあります。このあたりはある意味体験してみないとわからない点はあるのですが、スプレッドの大きさは大きな金額の取引をすればするほど如実に響いてきますから、考慮しておくにこしたことはありません。

さて、今回「買いから入った」場合で買値と売値の差がどう発生するかということを説明しましたが、FXは売りから入ることもできる取引です。多少ややこしい部分ですが、買おうが売ろうが通貨は手元にはなく「ポジション」が与えられるだけと考えるとわかりやすいのではないでしょうか。買いから入れば買いポジションが、売りから入れば売りポジションを得ることになります。通常買いから入ると、レートがスプレッド幅をこえて上がった時に売ることで利益を確定することができますが、売りポジションから入った場合には、レートが下がった時に買い戻すと利益を確定することができます。FXは、相場が下降している時でも利益を得ることができる取引なのです。

次に通貨名が2つ表示されている通貨ペアの見方ですが

・向かって左側の通貨が単位

となっています。この左側の通貨のことを主軸通貨ともいいます。例えば左に米ドル、右に日本円があったとしたら、左の米ドルが主軸通貨となり、右の日本円のことを決済通貨とよびます。つまり「米ドル/日本円」と表示されている場合には、米ドルを、日本円を使って買ったり売ったりする通貨ペアということになるのです。

実はこの通貨の表示方法には普遍的なルールがあります。ざっと通貨ペアをながめてみるとわかりますが、日本円が左側になることはありません。通貨には格付けがあり、ざっくりいうと英国系>米国系>その他となっていて格付けが高いほうの通貨が必ず主軸通貨として左側に表示されます。